一体、AXIORY(アキシオリー)に何があったのか

今年(2019年)、2月11日にbitwalletから一通のメールが届きました。

まずbitwalletとは?

bitwallet(ビットウォレット)はオンラインウォレット(電子財布)サービスです。
まさにインターネット上の財布として使え、カード入金や銀行への出金、ショッピング決済などが24時間365日行えるのでとても便利なサービスです。

海外FXと相性がいいので、海外FXトレーダーには定番の入出金手段となっています。

届いたメール

同じ文章がbitwalletのページにも掲載されています。
【注意喚起】AxioryGlobal社との契約解除について(biwallet)

要約日本でも有名な海外FX業者の「Axiory」(アキシオリー)がメインバンクから銀行取引停止処分を受けたのを確認した。
資金保全のためbitwallet経由で入金したお客様は、早急にAxioryの口座から引き出すことをお勧めします。
bitwalletはAxioryとの契約を解除します。

という内容です。

私はbitwalletにはアカウントを持っていてサービスを利用していますが、Axioryの口座は開設していません。

つまりbitwalletはAxioryと関係ない客にも注意喚起を促すメールを送ったことになります。Axioryの名前を聞いたことのない人も大勢いるはずです。
銀行取引停止処分が事実か誤情報のどちらだったにしても、Axioryにはかなりのイメージダウンになったはずです。

一方、Axiory側はメインバンクとは円満に業務提携を終了しており、銀行取引停止処分等は受けていないと自身のホームページ上で反論。

https://axiory.com/jp/news/20190211.html

ただし、そのページは現在は削除されており、404となっています。

第三者の見解

キャッシュバック提携しているTariTaliの考察

【考察】AXIORYでのbitwallet利用停止に関しまして


同じくキャッシュバック提携しているFXplusにはこんな文が書かれていました。

https://www.fxplus.com/hotnews/ownnews/19022801.html

AXIORY(アキシオリー)は、2014年にコンシューマー向けサービスを開始し、日本語サポートと取引の透明性の高い海外FXブローカーとして運営しておりました。

しかし、2018年初旬、日本語サポートスタッフの退社により、サポート品質が著しく低下し、加えて、メインバンクや決済代行会社の変更、オンラインウォレット「bitwallet社」との取引が解除となるなど、経営状態が不透明な状況が続いております。

2019年至っても、その状況に改善がみられなかったため、当社では、サイトをご覧の方々に推奨できるブローカーでは無いとの判断から、2019年2月28日をもって、FXplusにおける記事掲載・口座開設代行業務を中止いたします。

どうやらbitwalletの件だけではないようです。
Axioryは日本人相手にも力を入れているので、ホームページの日本語レベルはほぼ問題ない作りになっています。
ただ、FXPlusが言うように「日本語サポートスタッフの退社でサポート品質が著しく低下」という表現は、不安にさせます。

こういう部分が海外FX業者のデメリットなのだと気づかされます。

実績もあって、比較的名前が知られているAxioryなので、ある日いきなり夜逃げということはなさそうですが、利用しているトレーダーは不安な日々を送ることになりそうです。