FXにおける通貨とは

世界には180種類もの様々な通貨が存在しますが、FXではメジャー通貨とマイナー通貨のどちらかに分類されることになります。

メジャー通貨とは、世界の為替市場で取引が行われている通貨の中で、取引量、取引参加者が多い流動性の高い通貨の事です。
主要通貨とも呼ばれ、米ドル、ユーロ、日本円、英ポンド、スイスフランがそれに該当します。
なお、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、カナダドルもメジャー通貨に含む場合もあります。

マイナー通貨とはメジャー通貨以外の通貨の事を指します。
取引量、取引参加者が少なく、ローカルな市場で取引されている通貨です。

上記のように、通貨はアルファベット3文字の通貨コードで表されます。
前の2文字が国名、後ろの1文字が通貨の名称になっています。
たとえば、日本円の「JPY」は「JP」が国、「Y」がYen(円)ということです。

通貨ペア

通貨ペアとは売買する2種類の通貨の組み合わせの事を言います。
「米ドル/日本円」のように「/」で区切られ、左側の通貨を「基軸通貨」、右側の通貨を「決済通貨」と呼びます。
「米ドル/日本円」は、米ドルの通貨を日本円で売買する意味になります。

世界で人気のある通貨ペアは「ユーロ/米ドル」が全体の4分の1を占めます。
次に多いのは「米ドル/日本円」です。

どの通貨ペアを選ぶかはあなたの取引スタイルで決まります。
スキャルピングをしたいのか、スワップポイント目的、値動きが激しいのが好みかなど、通貨ペアにはそれぞれ性格があるからです。

もし迷ったり分からなければ、米ドル/日本円かユーロ/日本円が日本人には人気のある通貨ペアなので、そちらを選んでおけば間違いありません。
逆に、ポンドは「暴れ馬」の異名を持つ初心者には難しい通貨なので、ポンドとの組み合わせは触るにしてもある程度慣れてからにしましょう。

海外FX業者が取り扱う通貨ペアはどうなっているか一緒に見てみましょう。

海外FX業者が対応する通貨ペア

世界の通貨一覧＠FXはじめの一歩