よく分かるFX用語集

これだけは抑えておきたいFX用語

FX初心者向けに簡単に用語を説明。まずはよく使うものから覚えていきましょう。

あ行

アービトラージ異なる業者で同一の価値を持つ商品の価格差を利用して売買し、その差額で利益を得る行為。「裁定取引」や「サヤ取り」とも呼ぶ。
オーバーシュート相場が予想された水準よりも大きな変動をすること。相場の行き過ぎた状態。
押し目上昇トレンド中に、まだ上がるだろうと判断し、一時的に下がったタイミングで買う手法のことを「押し目買い」という。

か行

逆張り逆張り(ぎゃくばり)は「順張り」の反対語で、上昇傾向のトレンドの時に売り、下落トレンドの時に買う、など相場の流れとは逆の注文をする手法のこと。
気配値「けはいね」と読む。英語では「クォート」。
売り手買い手の二つの価格が提示されたレートのこと。
現在取引されているおおよその値が分かる。

さ行

順張り順張り(じゅんばり)とは、上昇トレンドの時には買い、下降トレンドの時には売るなど、トレンドの流れに従った投資手法のこと。反対語は「逆張り」
ショート売りのポジションを保有すること。
スキャルピング注文してから決済まで数秒から数分という短い時間の取引を繰り返し行って、少ない差益を積み重ねていく手法。
スプレッド通貨ペアの売値と買値の差のこと。このスプレッドがFX業者の利益になっている。スプレッドが「狭い」「広い」等と使う。
スプレッドの数値は業者や通貨ペアによって異なる。
スリッページ相場の急な変動で、注文した時の価格とは異なる価格で注文が確定してしまうこと。
注文価格と約定価格のズレで、「すべる」「スリップする」などとも言われる。
スワップ2通貨間の金利差で発生する金利差益のことを「スワップポイント」という。
金利の低い通貨を売り、金利の高い通貨を買うとそこで発生した金利差の差額を受け取る事ができる。
逆の場合は「マイナススワップ」となり、その差額を支払うことになる。
スワップポイントが付与されるタイミングは業者によって異なるが、日本時間で大体6時~7時頃となっている。
ゼロカット急激な相場変動で、ロスカットが間に合わず口座残高がマイナスになった場合に、ゼロにリセットしてくれるシステム。海外FX業者ならほぼ採用している。
どんな損失を出しても入金した分以上の損はしない仕組み。
損切り(そんぎり)損失が出ている状態で、これ以上損失を拡大させない為に決済してしまうこと。

た行

騙し(だまし)テクニカル分析において、定石とは異なる動きをすること。サインに従ってエントリーしたのに逆の方向に行ってしまうことをいう。
通貨ペア取引される2国の通貨と通貨の組み合わせのこと。
「ドル/円」または「USD/JPY」のように表記される。
取引できる通貨ペアは業者によって異なる。
テクニカル分析ローソク足などのチャートから今後の値動きを予測する分析方法。
二つあるうちのひとつの分析方法で、もうひとつは「ファンダメンタルズ分析」
ドテンどてん(途転)とは、同一通貨内において、それまで保有していたポジションを決済し、同時に、新規で反対のポジションを持つこと。

な行

ナイアガラ相場の急激な暴落によってチャート上に長い陰線が現れること。
ナイアガラの滝に由来し、「ガラる」等とも言われる。
ナンピン(難平)ポジションが含み損を抱えている状態で、損切りせずに、さらに同じ方向の新しい買いを入れること。

は行

ハイレバレッジ高いレバレッジのこと。国内では最大25倍のレバレッジに規制されているが、海外の業者を利用すれば、数百倍、数千倍という高いレバレッジでの取引が可能。
ハイレバレッジでは、より少ない資金で大きな取引をすることができる。
ファンダメンタルズ分析経済指標の発表や要人の発言などから相場の動きを予測する分析方法。
含み益/含み損保有しているポジションが、まだ決済していない状態での利益や損失
ボラボラティリティとは値動きの変動幅のことを言い、「ボラが高い」等と使われる。
値動きの変動幅が大きいほど短期トレードでは稼ぎやすく、損しやすい。

ま行

戻り売り「押し目買い」の逆で、下降トレンド中に一時的に上がったタイミングで、まだ下がるだろうと判断して売りで入ることを言う。

や行

約定「やくじょう」と読む。
売買が成立することを指し、「注文が約定する」等と使う。

ら行

利確(利益確定)含み益が出ている状態で決済し、利益を確定すること。
両建て同一通貨において、売りと買いの両方のポジションを同時に持つことをいう。
相場が大きく変動したとしても利益と損失は固定された状態になる。
レバレッジ実際の資金の何倍もの取引をするシステムのこと。
国内FX業者では最大25倍までのレバレッジでしか取引が出来ないが、海外FX業者を利用すれば何百倍、何千倍もの取引が可能になる。
レンジチャートで一定の範囲内で値の上下を繰り返し、揉みあった状態のことを「レンジ相場」と言う。売りと買いの勢力が拮抗している状態。
逆を「トレンド相場」というが、相場の7割は「レンジ相場」の状態だとされる。
ロスカット保有しているポジションの損失が一定の水準に達した時に強制決済されること。業者によってその水準は異なり、「証拠金維持率が何パーセントでロスカット」等と決められている。
ロング買いのポジションを保有すること。

わ行

その他

Askアスク。あなたが通貨を買うときの値段
Bidビッド。あなたが通貨を売るときの値段